「精神保健福祉家族会 仙台みどり会」について

設立経緯

 

① 会の成り立ち

 

精神保健福祉家族会仙台みどり会の成り立ちは、平成の初めにさかのぼります。

平成元年、仙台市における2市2町(旧仙台市、泉市、宮城町、秋保町)の合併により政令指定都市となることに伴って、同じ4市町の家族会が合併して「仙台市精神障害者家族会みどり会」(通称みどり会)が誕生しました。

 

② 福祉施設の運営

 

みどり会は、会員に対する研修や精神衛生に関する啓発活動を行いながら、平成18年までに福祉作業所を2ヵ所、グループホームを2ヵ所立ち上げ、障害当事者の支援を行ってきました。その背景としては、身体・知的障害の皆さんに対する福祉サービスはあるのに、精神障害者に対する施策が進まない時代が続いてきたからです。

 

この間、みどり会は施設運営を進めるうえで必要な法人格を取得し、平成15年に「NPO法人みどり会」と名称を変更し、家族部会と施設部会の2部会による運営を行ってきました。

 

③ 家族会の独立

 

私たちはこのような時代を経て、現在、福祉サービスは専門家や資格を持った職員が運営していく時代になったと考え、家族会は家族会本来の活動を行っていくべきと結論しました。

法人理事会において2部会の分離は承認され、平成30年11月30日、家族部会はNPO法人から独立し、新たな1歩を歩み始めました。

民間市民団体としての「精神保健福祉家族会 仙台みどり会」の発足です。

 

④ これからの仙台みどり会

 

仙台みどり会では、会員お互いが、精神障がい者を抱えているという同じ悩みを共有している家族、ピアであることを活かして、家族会本来の活動である家族同士による学び合い、分かち合い、そして精神保健福祉の普及・啓発等の活動等を行ってまいります。

 


活動内容

 

・月例「仙台みどり会懇談会」(土曜日もしくは日曜日)

同じ悩みを抱える家族どうしが気軽に参加して思いを出し合い、相談や学習を行います。

 

・「お昼の会」

懇談会の後、昼食や雑談等、自由に利用できます。個別に相談を希望する方には「個別相談」に応じます。

 

・家族研修会の実施(年2~3回)

・会報の発行(年3回)

・ホームページの運用

・啓発・陳情活動の随時実施

・地区活動として、「泉地区いずみ会」の活動

 


入会方法

 

・懇談会等の会行事にお出かけの際、申し込みください。もしくは事務局・役員へご連絡ください。

・年会費4,000円、ご寄付1口1,000円より。郵便局振り込みにてお願いしております。


団体概要

 

代表者名:黒川 洋

 

会員数:約80名

 

連絡先:家族会携帯電話 080-2812-4835(9:00~17:00)

 

    または、仙台みどり会事務局

        仙台市泉区寺岡1-20-16 黒川方

        Tel・Fax 022-377-1966